佐紀たちは、華子たちのいる所へ行った。
友理が、華子の前で、手を上げる。
しかし華子は、チラッと見ただけ。
仕方なく、その手を歩美の前に持って行く。
「イエーイ」
歩美が、ハイタッチをする。
友理は、華子に
「華子、付き合い、悪いで。
ここは嬉しそうに、ハイタッチせな」
「別に…」
華子は、そっけない返事。
「ねっ、あの時、コーチに、
何言ったの?」
「梨沙っ、それは、後にしよう?」
そう言って、佐紀は、2年生を見た。
友理も、2年生を見ると、聞こえたのか、
千夏と、目があった。
あわてて目をそらす、友理。
梨沙も、察したのか、
「さっ、みんな、着替えて、帰ろうか」
そう言って、更衣室に向かった。

