部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


試合、再開。

明美は、豊富な運動量で、コートを駆け回る

そして、弥生や華子が、明美のノーマークを
見逃さず、パスを入れた。


  「ピッ」

審判の笛が鳴った。

  「ヘルド・ボール」


上から、千奈が叫ぶ。


  「アケさん、肘、肘。もっと肘、張って」


明美は、その経験の少なさから、
ボールを取られたり、ミスもした。

しかし、致命的なミスは、しなかった。

明美が入って、明らかに、リズムが変わった。

そして、速攻が、出始めた。

相手も疲れている。

明美の、無駄とも思える動きに、総て、
付いて行く余力は、残っていなかった。

こちらが、明らかに、主導権を取っていた。


  「ピィーーーー」

審判の、長い笛が鳴る。

  「タイム・アップ」

明美の活躍で、何とか、勝つことが出来た。



上で佐紀たちは、大喜び。


  「やった、やったぁーー」


  「アケさん、凄ぉーい」


皆、手を取り合って、飛び跳ねた。


  「さっ、アケさんトコ、行こっ」


  「うん、行こっ、行こう」