部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


いよいよ、県大会が始まった。

佐紀たちも、連れて行ってもらえたが、
やはり、観客席からの参加だった。



初戦は、結構大差がついたので、
明美も試合に、出させてもらっていた。

弥生のアシストパスを受け、何とか、
1ゴールを決めることが出来た。



試合が終わると佐紀たちは、皆の所へ行き
真っ先に、明美に話しかけた。


佐紀「アケさん、ナイス・シュート」


明美「ありがとう」


雅美「やっぱ、弥生さんは、見逃さないね」


明美「いやあ、パスもらった時は、
   緊張したぁ。

   もう、入って、嬉しいーー」


佐紀「緊張してるようには、
   見えなかったけど」


明美「いや、試合に出るのは、
   出られないみんなの想いを、
   背負ってるって事だからね。

   落としちゃいけないと思うと、
   むっちゃ、緊張したんだ。

   まあ、入って、安心したよ」

横で弥生が、そんな佐紀たちの話を
微笑みながら、訊いていた。



華子の後ろで、千夏の話声が、聞こえてきた


  「オーバーなんだよ。
   たかが、80何点の中の2点じゃん」


それを聞いた、華子の顔が、険しくなった。




甲陽高校は、順当に勝ち進み、
ベスト8に入った。