練習は、ピリピリとした緊張感の中で
行われた。
その緊張感は、1年生にも伝わって行った。
特に友理は、動きがぎこちなく、
ミスを連発していた。
練習が終わると、弥生が、声をかけた。
「集合!」
全員が、再び、コーチの前に集まる。
「よしっ、大体の事はわかった。
お前と、お前と、お前、ここに残れ」
コーチが指差したのは、港北の3人だった。
「それと、お前も、そのまま残れ」
桃子も、そのまま残ることになった。
「あとの連中は、基礎練からだ。
アケ!」
「はいっ」
「お前が、
こいつらの面倒を見てやれっ」
「はい、わかりました」
結局、港南中5人は、別メニューとなった。

