明美は、頭を下げたまま、涙声で 「みんな、ありがとう」 すると佐紀が、 「ありがとうございました」 佐紀の声で、皆も、頭を下げた。 「ありがとうございました」 そして、頭を下げた状態が、しばらく続いた 3年生は皆、泣いているようだった。 しかし、顔を上げた時には、全員、 清々しい顔になっていた。 すると、どこからともなく、 拍手が舞い上がった。 その拍手は、絶えることなく、 しばらく続いた。 そして、・・・・・・・・・・・ 佐紀たちの、高校バスケット、 最後の1年が、始まった。