観客席では、弥生たちが、大きく息をして、
椅子にもたれかかった。
千夏の姿を見て、須藤が、
須藤「おお、青春してるねえ」
弥生「いい試合でしたわ。
最後まで、諦めずに走ってたし」
すると、佐紀が、
佐紀「それが、
私たちのバスケットですから」
矢島「おっ、言うねえ。
今日は、来てよかった。
久しぶりに、ドキドキしたよ」
弥生「今度は、あなたたちの番ね」
佐紀「はいっ、頑張ります。
また、見に来てください」
須藤「こんな試合なら、何を置いても、
見に来るよ」
矢島「頑張るんだよ」
佐紀「はい、頑張ります。
では」
佐紀は、ペコリとお辞儀をして、
下に降りて行った。
佐紀が、皆の所へ行くと、
もう、コーチの話は、終わっていた。
3年生が皆の前に、1列に並んでいた。
佐紀は、2年生の一番後ろに立った。

