はぁ~・・・
この頃麻唯が元気ないっていうか、ずっと上の空だ。

もしかして、好きな人できたとか!?
それだったら最悪・・・

あいつが誰かに告るくらいなら、俺からあいつに告るほうが断然マシだ

__ということで、、、


「んで、何?」
今、麻唯の親友の真緋琉とかいう奴に相談中ー

「いやーまぁ麻唯のこと一番知ってるのはあんたかなーって思ったから」
「いや、一番知ってるのは、麻唯自身か麻唯の家族だと思うよ」
「当たり前だ」

「で、告白するんだっけ?」
あ、ちゃんと覚えてたんだ。←何気に失礼
「あぁ」

「じゃぁ告れ!」
そう言って真緋琉とかいう奴は俺の肩に手を勢いよく置いた。
「はぁ?」
意味不明・・・
「成功しないかもしれないなら、何も考えずに気持ちを伝えなさい!」
いや、まるで、俺の告白が成功しないことが前提みたいな感じじゃね?

「遠まわしに俺の告白が成功しねぇって言ったな」
「うん♪」