卒業証書と君






その日から、

お気に入りの着メロが鳴らなくなった。


分かっていても
つい見てしまうケータイ。

その度に泣いて、君を嫌った。



…でもね、

どれだけ嫌ってもやっぱり君が好き。




ウザい女でごめんね。

もし、これが初恋じゃなかったら
すぐ吹っ切れてたのかな。