その翌日21日の朝。 祖母と同じ様に腹部を横にわたって刺されていた。 畳が赤く染まり、朝日により照らされていた。 父親が狂った顔をした。 私は喉が張り裂ける程泣きわめいた。 その場にある、私の眼に映る全ての現実が受け止める事ができなかった。