玄関前でミコちゃんと別れ、家に入る。

明日は休みだ――っ。

お風呂に浸かりながら、今日の出来事を思い返す。
みんなミコちゃんに近付きたくて必死だったなぁ~(苦笑)
確かにミコちゃんは美人だし、傍にいて欲しいタイプだよね。

でも、家に帰ってからも仕事に拘束されるミコちゃんを思うと、つくづく自分が平凡で良かったと感じる。
このままじゃミコちゃん、身体壊しちゃうよ?
家の事は、全て如月さんがやってるみたいだけど・・・。

さてと、明日はバイトを探しに行こう。
駅前のケーキ屋で求人が出てたから、履歴書を持って行こうかと思う私だった。