月城が「待ってろ」と言うのでロビーで待つ。 「ハァ・・・なんでこんな事になってんだろ」 ・・・あ、そう言えば電話してないや。 あの人達、妙に心配性だから一応しとこ。 プルルルッ・・・・ 『は~い』 「母さん?」 『空?どうしたの?』 「今日夕飯食べて帰るから。それと、『空!雪との食事じゃないんだろ!?』・・・そこの馬鹿は無視の方向で」 『冷てぇ!!』 「じゃあ後はお願いね」 『はいは~い』 ピッ まったく、あの人は恥ずかしいったらないね・・・。