鳥の鳴き声が聞こえ、
カーテンの隙間から光が射し込む。
「まぶしいねん!」
いつかと同じ様に、乱暴にカーテンを閉める。
ひとつ違うとすれば、
ため息。
ふと、
思い出してしまった。
私は妖精の事が好きなのだと。
気持ちはいつもあっても、
自覚するのは恥ずかしい。
「恋することは恥ずかしい事ちゃうぞっ」
「うわ!
びっくりしたあ!」
兄貴……
何故ここに?
「お兄様に恋焦がれてんのか?
カモンっ!妹よ!!」
「黙れっ!
ワカメヘアー!!」
私は部屋にあったものを投げつける。
「たくあん投げんな!
ってか、なんで部屋にたくあんあんねん!?」
私は兄貴にたくあんを付けて逃げて行った。
「非常食や!」
私はそれだけ叫んで部屋の扉を閉めた。
カーテンの隙間から光が射し込む。
「まぶしいねん!」
いつかと同じ様に、乱暴にカーテンを閉める。
ひとつ違うとすれば、
ため息。
ふと、
思い出してしまった。
私は妖精の事が好きなのだと。
気持ちはいつもあっても、
自覚するのは恥ずかしい。
「恋することは恥ずかしい事ちゃうぞっ」
「うわ!
びっくりしたあ!」
兄貴……
何故ここに?
「お兄様に恋焦がれてんのか?
カモンっ!妹よ!!」
「黙れっ!
ワカメヘアー!!」
私は部屋にあったものを投げつける。
「たくあん投げんな!
ってか、なんで部屋にたくあんあんねん!?」
私は兄貴にたくあんを付けて逃げて行った。
「非常食や!」
私はそれだけ叫んで部屋の扉を閉めた。