しかし、姫はペテン師の自分ではない、本当の自分を愛してると言う。
ペテン師は初めて、本当の自分を受け入れてもらえることの喜びを感じていました。
そして、決意しました。
「姫、僕の正体はペテン師です。街の人々や貴族…そして、本当はあなたさえも騙そうとここへやってきたのです」
姫は驚きました。
「では、私が今、あなたを愛してるこの気持ちも、あなたに操られているからなのですか?」
「それは違います、僕も姫を愛してしまった。あなたの心まで操ることはできません」
真剣なペテン師の瞳をみて、姫は疑うことはしませんでした。
「そう、私も初めてですよ。姫としての地位ではなく、私を愛してくださる方と出逢ったのは…」
姫が、今までの王子を断ってきたのは、姫を愛してるのではなく、城の地位を手にいれようと考えている者が多かったからでした。
ペテン師は初めて、本当の自分を受け入れてもらえることの喜びを感じていました。
そして、決意しました。
「姫、僕の正体はペテン師です。街の人々や貴族…そして、本当はあなたさえも騙そうとここへやってきたのです」
姫は驚きました。
「では、私が今、あなたを愛してるこの気持ちも、あなたに操られているからなのですか?」
「それは違います、僕も姫を愛してしまった。あなたの心まで操ることはできません」
真剣なペテン師の瞳をみて、姫は疑うことはしませんでした。
「そう、私も初めてですよ。姫としての地位ではなく、私を愛してくださる方と出逢ったのは…」
姫が、今までの王子を断ってきたのは、姫を愛してるのではなく、城の地位を手にいれようと考えている者が多かったからでした。

