ペテン師の恋

朱一は瑞希に私を愛してるって…?






でも、朱一は私を憎んでるはずでしょ?






瑞希が襲ってくるのも、まるでスローモーションみたいに見える。








ああ、私は瑞希に殺されてしまうんだね…







走馬灯のように思い出すのは…







大好きな母…







ではなく








全てが、朱一の思い出だった…








「朱一…」







無意識につぶやく







すると、涙が流れた。






「朱一!!」






私は強くそう叫んだときには、瑞希は私の目の前にいた。







私は強く、目を閉じた。







朱一…






会いたかったよ…