「よかった…」
「ふ…お主にとってこ奴はかけがえのない存在なんじゃな」
ババアは、シワが少し深くなるように優しく笑った。
「こいつは、俺と一緒に戦う…大事な仲間なんだ」
刀儀は、俺の大事な仲間。
なくせねぇもんだ。
「ふふ…。さて、ではそろそろいいじゃろ」
パチンッ
ババアが指を鳴らすと、カプセルの膜のような光がさらさらと消えていく。
「い、いいのか!?」
また魔力放出すんじゃねぇのか!?
「ほほ…大丈夫。ワタシがこ奴の魔力を体内に封じ込める魔法をかけた。ここで暮らすものの魔力を身体に纏わせれば、魔力放出は防げるのじゃよ」
なんだそれ…


