カイザは耳元を触りながら、言葉を発し始めた。
「…情報部隊につぐ。こちら…情報部隊副隊長…カイザ。…酉の刻から新人…歓迎を…行う。隊長、その他…部隊隊長に…報告求む」
耳元になんか仕込んであんのか?
俺の疑問をよそに、カイザはこちらにオッケーサインを出した。
「…情報部隊で…監視してるメンバーに…連絡した」
「ありがとう、カイザ!これでソルトにも情報が回るね」
「…シイタ」
にこにこ笑いながらトウガを見つめるシイタに、トウガは眉をひそめる。
「はっはっは!まぁよい。これ以上トウガをいじると面倒だ。さてと…ケイシ、お前の連れはどうする?」
「うーん…。よくなってんなら、連れていきたい」
知らねぇ土地でひとりは心細ぇよ?マジで。


