「そうか…なんか…悪ぃ」
「いや、別に大丈夫だ」
俺って、何でもズカズカ人の事情に入り込む癖直さねぇと…(汗)
「…ていうか…魔力…」
「あぁ、そうだった!シイタ、準備しろ準備」
「うん。えっと…身につけるほうにする?身体に埋め込むほうにする?」
「どう考えても身につけるだろ…」
埋め込んで外れなくなったらやばそうじゃん…
「そうだね。『魔力とどまーる』をつけてる間は、自分の意思で魔法使おうとしても使えないから、外せるほうがいいね」
そういうオプションは早く言えよ!
「じゃあ、えっと…身につける」
シイタがそう言うと、石は光を放って変化し、赤い腕輪になった。
「言葉に反応する道具とは…なかなか優れているな」
「キガク、何冷静に分析してるの…。あ、ケイシ、これつけてみて」
渡された腕輪をじろじろ見て、それからそっと手を通した。


