「…俺は…カイザ。情報部隊副隊長…」
「カイザは話すのが得意じゃないんだ。だからゆっくり耳を傾けてあげてね」
「お?あぁ…わかった」
「さて。じゃあお前の紹介をして貰おう」
「え?あぁ…えっと…神家 契嗣。スペルスクールの生徒で、修業のためにここに来た」
「さっき聞いたまんまだな…」
呆れたように笑うトウガに、
「他になんて言うよ…」
としか応えられず。
「…トウガ、この人の魔力…普通と…違う。…村長も…気付いている…」
「そうだったそうだった…ケイシ、お前何なんだ?カイザがこんなこと言うのは初めてなんだ」
「うーん…言いにきぃんだけど…」
魔力が違うという理由に当てはまるだろうことを言おうと口を開くと、
「…ていうか…ごめん。話の腰折るみたいで…。えっと…魔力、放出し続けてるんだけど…」


