「知っておるのか…?」
「あぁ…まぁ…少しだけ…」
「そうか。ドルーガ様は、魔界のこと、他の世界のこと…よく考えておられる方じゃった。今、どうしておられる…?」
「…死んだ、らしいぞ」
「なっ…………」
ババアは言葉を失った。
「俺はよく知らねぇけど…。まぁ、理由聞きたきゃこのリングでジジィ呼ぶけど」
リョクに渡された通信用リングを見せると、
「ここじゃ使えんよ。…まったく…お主、やはり何もわかっとらんな…」
「う……。…わりぃ…」
磁気がどーたらこーたら…だからか…?
「まぁよい。これから少しずつわかっていけ。…では、こ奴はワタシに任せて、お前はトウガ達に着いていけ。…遅れたが、ワタシはこの村の村長、カリーナ・アグーラじゃ。よろしく」
差し出された右手に、俺も右手を出し、強く握った。
「俺は神家 契嗣。よろしく」


