「さて…説明をしようか」
「あ、お願いします…」
何も知らねぇままじゃな…あ、けど。
「まずその前に、こいつをどうにかしてもらえませんか?」
ジジィんときみてぇに粗雑に扱っちゃいけねぇと、やたら使い慣れてない敬語を使う。
「そうじゃな。診よう」
ババアが刀儀に手を翳し、目を赤に光らせる。
何だ、このババア…
「…単なる魔力切れじゃな」
「単なるって…魔力は命じゃねぇか…!!」
「ははっ…そうじゃが、特に何かされてとか…病気とかじゃないから、大丈夫だと言っておるまでじゃ。ワタシらは魔力は使わず身体能力を駆使して生きてきとるからな…。なかなか魔力切れにならんから実感がわかんのじゃよ」
つーことは、こいつらは魔法使えんのか!?


