「おい、ついて来い。村長の家に行く」
「え?あ、おう…」
トウガに促され、村の奥のほうに向かう。
周りの視線がイタイ。
子どもも大人も皆、俺達を見ている。
視線を何処に向けてよいのかわからず、さ迷わせていると、
「村長!森で出くわした男2人を連れて来ました」
いつのまにか村長の家とやらに着いていたらしい。
トウガが中に入り、それから3人が俺を押す。
「…………トウガ、何故そのような者を連れて来たのじゃ」
低めのゆったりとした喋り。
…見えた村長は…ババアだった。
「すいません、村長。仲間を助けてくれ…と言われまして。俺達もほうっておけなくなりました」


