「さぁて」
「うぉ!?」
キガクが俺の脇に手をいれ、抱え上げる。
急にすんなよ!
「トウガ、準備が整ったら言ってくれ」
「わかった」
トウガとシイタは、軽々と柵を飛び越えていった。
「あいつらすげぇな…」
「カイザ、行けるか?」
キガクにそう言われたカイザはひとつ頷く。
そして背負った刀儀を気遣いながら助走をつけ、キガクの肩に乗り、柵を飛び越えた。
キガク…びくともしねぇのな…
俺抱えて、2人分が肩に乗ったのに…(汗)
こいつの筋肉、鋼だろ!!
「キガク!こっちはいいぞ」
向こう側からトウガの声。
「よし、では投げるぞ」
「え!?ちょっ心の準…っあぁああぁああ!!」
ハンマー投げのように振り回され、俺は宙を舞った。


