俺は魔力を注ぎ終わり、刀儀を負ぶってまた歩き出す。
「…いいじゃん、お前ら」
誇りとか、すげぇいい。
「上からものを言うな」
軽く照れてんのバレバレだぞ。
「じゃあ言わせて貰うが、槍向けんな」
「それは関係ないだろ」
「話とは関係ないけど、大概うっとうしい」
「「………」」
暫しの睨み合いの後、
「トウガ、この人達は大丈夫だよ」
体格が一番小さい男がそう言った。
「シイタの言う通りだ。理不尽なことをする我等に、危害を加える様子もない」
理不尽ってわかってたのかよ。
敵意ねぇ奴に槍向けるとか、理不尽の極みだよな。


