ガサガサッ
「「!?」」
音さえしなかった森に、不審な草の音が聞こえた。
「そこにいる者、誰だ!!」
怒鳴り声とともに、民族衣装みたいなのを纏った3〜4人の男が現れた。
俺達に敵意剥き出しで、槍みたいな武器を突き付けてくる。
誰だはこっちが聞きてぇっつの…
でもとりあえず…
「わりぃが俺達に戦意はねぇ。仲間が気ぃ失いかけてんだ。助けてくんねぇか?」
刀儀の容態が気になる。
戦ってる暇なんかねぇ。
「お前達…何処から来た…!!」
俺の頼みはスルーかよ。
何故か槍を突き付けたまま、ますますにじり寄ってくる。
「魔界だよ魔界。ジジィ…あ、ザビルス?の命で修業しに来たんだよ」


