「ジジィの言う通り、皆が皆そう言った。皆は…優し過ぎるんだ。ばぁちゃんのことに関して、俺を責めたりしなかった。いっそ、責めてくれたら楽だったのに。親父とお袋は、家族以外の住んでいた親族に全て出て行って貰った。俺が親族から少しでも責められないようにと思ってのことだった」
俺は、ギリッと歯軋りした。
「俺が覚えているのはここまでだ。誰がうちを襲ったのかは、全く知らない。けど…今思えば、きっと魔界の奴だろうな」
やはり神の力を持つ者を欲しがるんだ、魔人だろうな。
「それはきっと、ワシの祖父…ドルーガ・ミモザじゃろう」
じゃあ、キジィームの…親父!?
「祖父もまた、神を継ぐ者に興味を持っていた。ただ、キジィームよりはマシじゃったよ」


