「たいせつなもの?なんだそれー??」
俺は訳も分からずに、ばぁちゃんの顔を見ながら首を傾げた。
「護るものが沢山あるからね、うちには」
そう言い、ばぁちゃんは俺の頭を撫でた。
「ふーん。たくさんっていっぱいってことか?」
「はっはっ!!そうさね、いっぱいあるってことさ」
くしゃっと顔のシワを寄せるように、ばぁちゃんは笑った。
次の瞬間…――
ヒューッバンッバンッ
ドカーンッドカーンッ!!
中庭に何か爆弾のようなものが落ちてきて、落ちた衝撃で爆発してきた。
「契嗣っ!!家に入るさね!!早く!!」
俺は目の前の光景に呆気をとられ、ポカンとして立ちすくんでいた。
ばぁちゃんの冷静で、でも強い言葉が耳を通り抜ける。


