カミツグ!!〜The six elements.〜


「不良と?自分の力を確かめたかったのかの?」

俺はジジィの言葉を聞きながら、膝に手をついた。

「まぁ…それもあっけど…弱い自分が嫌だったんだよ。だから、強くなりたかった。何でも…何もかもを護れる強い人間になりたかったんだよ」

「何かあるんじゃろ。お主の中には」

「……………」

「そんな迷いのある顔じゃあ、今戦ってもつまらんの」

「…!!」

迷い…俺に、迷い?

「過去から自分を解き放とうと、もがくのは良いことじゃ。しかし、絡まりついてしまっては意味がない」

「……………」

ジジィはそう言いながら、ドカッとその場に座った。