「うっひょー!!ひっさしぶりだなぁ〜」

俺は、スペルスクールの門の前で、つい叫んでしまった。

「皆、何処に居んだぁー?」

俺は門をくぐり、とりあえずリョクの部屋に行くことにした。

すると、

ぴょこんぴょこん
ピョーンッ!!

「…!?うわっなっ何だ!?」

顔面に、何かが飛んできた。

ま、前が見えねぇ!!

「キュピッ!!」

?!

「おい…もしかして…」

俺は、顔面を占領している何かを外した。

「キューピッ!!ブギャグフッ…」

「あ、アードリー……」

狼だったアードリーが、いつの間にか…ウサギになっていた。

「今回はウサギか?」

「キュフッ♪」

ウサギって…鳴くのか…?