バサッ
「?んだコレ」
別室の机の上に広げられた、紙。
「…イーヴルマナク様の、肉体図だ。オレはリョクと同じで、精神魔法を使える。それで身体の中を覗くことが出来る」
「へぇ…」
すげぇなケビン。
「ケイシには、この辺りに埋まっている種を取り除いて欲しい」
マジかよ…
ケビンが指したとこは…心臓。
魔力の出所でもある心臓は、一番大切な内臓だ。
そこに…種があんのか…?
「今まで様々な医療を尽くしたが、どれもダメだった。種は年々心臓に絡み付き、もう最悪の事態に差し掛かっている…くっ…」
ケビンは、悔しそうに顔を歪めた。
イーヴルマナクが、それほど大事なんだな。


