「じぃちゃんの力を自分の物にするってことか!!ふざけんな!!」
ボゥッ!!
「ケイシ、身体から火が出ている!!」
…チッ。
シュウゥ…
また魔力が暴走しちまった。
怒りに飲み込まれるな、俺。
「だからケイシ、頼む。お前の治癒魔法と木の自然魔法を駆使して、私の中の種をぶっこわしてくれ」
………ここまで言われて……引き下がれっかよ。
俺のじぃちゃんを…じぃちゃんを奪いやがって…!!キジ…キジ…キジィーム…!!
許さねぇ…!!
「…分かった。やってやる。ぜってぇてめぇを助ける。命に変えても」
「………頼んだぞ」
イーヴルマナクはそう言い残し、そっと目を閉じた。
「魔力を無駄に消耗しないよう、眠りに就かれたようだ」
ケビンはイーヴルマナクの顔を暫し見つめ、それから俺を別室に案内した。


