「は。何でございましょうか」 「あ奴に二名のパートナーを付けるのじゃ」 「は?何故…」 「いいから。ワシが選んでおこう」 「御意」 リョクは契嗣を探しに行った。 部屋に一人残った校長、ザビルス・ミモザ。 「誰にしようかのぉ…では、『search』(サーチ)」 ザビルスは、突如出てきた名簿に杖を翳した。 パラパラと凄いスピードで名簿がめくられていく。 ドンッ 杖が導いた人物、二人。 「ほう…こ奴らが良いかのぉ」 ザビルスは長いヒゲを触りながら、口元を上げた。