「最初からやれるでしょ?ケーくんも強いって、あたしシュリシュリに聞いたよぉ」
「?」
「さっきシュリシュリ見かけたから、ケーくんにあげたのと同じ小ビンあげたのぉ。そのとき…"ケイが上手くやってくれる。我はケイが必ず我達のほうに来てくれると信じている。ケイは…そういう奴だ。他人優先で…誰よりも強い男だ"ってねぇ!!」
…ベタ褒めじゃねーかよ。
俺のこと、見下してんだと思ってたのに…
「ケーくん達だって、心…通じてるよ」
「…ミルハ」
ゴクッ
「町に被害が出ねぇように頼むぞ。結界」
俺はエスアールビーを飲み干した。
「あーいっあたし、やりまーすぅ」
ミルハは、敬礼しながら俺を見つめた。
その視線を背に、俺は再び猛スピードで王宮へ向かった。


