「行かな…きゃ!!」
ボクがそちらに行こうとすると、
「…メンドクサイ…オウキュウ?ドコ…??」
片言の言葉を話している人が、ボクの頭上を素早く移動して行った。
オウキュウ…王宮!!
王宮に行くの?!あの人!!
ということは…例の海賊の仲間…
ボク、行くべきかな…?
でも…シュリちゃんが…
…いや、シュリちゃんなら大丈夫。
ケイシやツルギ、マリスちゃんとミルハちゃんも居る。
きっと…ボクがさっきの人を追いかけなければならない…
暫し考えていると、
「あっライラさん!!」
「?!マリスちゃん!どうしたの?!」
突然マリスちゃんが現れた。
「テレポートで町の皆さんに、危険を知らせてましたです!!……大丈夫ですか?ライラさん…」
頬の涙の跡に気付いたのか、マリスちゃんはすごく心配そうにボクを見つめた。


