会いたかった… ずっと。 マスターの顔を見た瞬間、心がホッとして涙が出てきた。 「…元気だして?」 「……ん。」 そう答えるものの、涙が止まらない。 私が涙を見せるのは、マスターだけ。 「落ち着いた?」 くるくる回る椅子に座るマスターの膝の上に乗せられ、ふわふわした感覚に陥る。 …眠たくなってきた。 「マスター、眠たいわ……」 「そう?まだ夜だよ。」 「習慣が…変わっちゃったの。」 「そっか。」 そう話しをし、私たちは同じベッドにもぐった。 マスターがいると安心する……。