遠い目をしている槇原。 「…もう喧嘩に参加出来ないんじゃない?」 「あ゛?」 その怪我で、まだ動くつもりなのかしら。 馬鹿ね。 「中はどうなってるの?」 「俺らの優勢。」 意外ね。 自信家の蓮士たちが負けてるのか。 「嘘。多分、紅蛇は負ける。」 は? 「俺らも…真っ当にやりたかった……」 したを向いて、私からその表情が見えなくなる。 真っ当に、ってどういうこと? あ、そういえば言ってた。 ―紅蛇は女だろうが子供だろうが容赦ない。 なるほどね。