樹が指を指した先に、顔を天井に向けぐっすりと寝ているヤツらが3人。紛れもなく、俺が話していた相手だ。 「「「…zzZ」」」 「……」 「こりゃ、ガチ寝だな」 「…イラッ」 まず俺は隼人と圭介に近づき、両手で2人の鼻を…摘んだ。 「「スースー……っうが!?」」 一瞬死にそうな顔をして2人は起きた。反応がつまんねぇー…。 イライラがだんだん増している俺は、静かに雅斗に近づいた。 「スースー……へへ、佑希のばぁーか…」 「あ゙ぁ!?」 ブチッ!と俺の何かが切れた。そして、俺は雅斗の鼻を…