「ちょっ、なにすんだよっ!」

「だから…アレだって…」



アタシから逃げるように後ずさりする空くんに微笑み、アタシは上履きを脱いでベッドに上がった。



「……空くん」

「な、なんだよ…っ!」



空くんに顔を近づけると、空くんの顔は真っ赤になった。…可愛いなぁ、もう。



「大好きだよ。空くん」

「…お、俺は大嫌いだっ!だって有紗……

姉貴じゃんっ!!」