――そして帰り道、旭の目は泣きすぎて赤くなっていた。



「あっ!」



立ち寄ったスーパーでいつもの牛乳を探していたら、陽哉がいきなり大声を出した。



「なんだよいきなり…」

「ほら、恋講座!すっかり忘れてた!」

「あ、確かに!」



旭が陽哉と同じく大声な声を出しながらカゴにチョコを入れてきた。

なぜペ○ちゃんチョコ…。



「ま、明日でいっか!」

「だな!」



俺はそう言って楽しそうにスキップをする2人から静かに離れ、隣にいたおばちゃんにペ○ちゃんチョコを渡し、いつもの牛乳を変わりにもらったとさ。





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