「ゆうたん!ちゃんと挨拶しなきゃダメだってば、店員として最低だよ!」

「そうだよ!はるちゃんの言う通り!ご主人様たちの気分が悪くなっちゃうわ。

ね?いっちゃん」

「うんうん、2人とも正しいよ!あーちゃんが言ったみたいに、ご主人様たちの気分が悪くなったらどうするの。

…って、ゆうたん聞いてる?」



樹がツインテールを揺らしながら聞いてきた。…ちなみに、3人共ツインテール。



「……」



俺はそこをあえてツッコまず、最初から付いてあった名札に視線を落とした。

そして疑問。



「…なんで?」