『みなさん、大変お待たせしました!それでは今から屋台食い競争を始めます。
よぉーい……スタート!!』
スターターピストルのパーンッ!という音と共に生徒たちが屋台に向かって一斉に走り始めた。
一つ目の屋台は、焼きそば屋。
早くもズーッズーッと周りのヤツらが焼きそばをすすり始める。
…そんな中、俺は左手に持った焼きそばに手を付けていなかった。
「もしかして、佑希…」
「あぁ、ついにアレをやるんだな…」
こんなモン……一すすりで十分だ。
俺はゆっくりと息を吐き、掃除機になった気持ちで思いっきり焼きそばをすすった…。


