「…アレじゃん、アレ。運転手さんはきっとさ…
……夢、探してんだよ」
「へ?夢?」
「……」
「そう、夢。
世界中の運転手さんは電車の先頭に立って探してんだよ。自分のやりたいことを…。たくさんの街を見てさ、彼らはきっといい夢見つけるよ……」
「……」
旭がサングラスの奥で目を細くして髪を掻き上げるなど無駄にカッコ付けてバカなことを言うことに驚いて、息が止まった。
…なんで夢を探すために運転手になって電車に乗るんだよ。別に運転手にならなくていいだろ。
つか、運転手になるだけでも結構デカい夢だぞ。
メニュー