――キーンコーンカーコーン…。
あれから長々とコイツらのクソな点数を聞いてたら鐘が鳴った。
「あ、チャイムじゃん。これ予鈴?」
「だろ。そろそろ戻「待てぇーい!」
教室に戻るために立ち上がろうとしたら、陽哉に止められた。
「なんだよ。5時限目始まるぞ?」
「…授業なんてどーでもいいんだよ」
「は?」
片手を壁に付けもう片手を腰に回しカッコつけながらそう言う陽哉。
いや、カッコよくないし。なにキメ顔してんだよ。…汚い。
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