気付けば、空は真っ暗。








街灯があたしを照らし出す。





「新…何処なの?」





何処を探しても、いない。


何処にもいない。







もう、ここにはいないのかな?



バイト、終わっちゃったのかな?








そう思うと、寂しくて。






あたしはトボトボとその場を後にした。