天使を射止めよ、男達!!2nd


「…何言ってんの。最高に静かで安らかな2人だけの場所だよ?俺は情けない話こんなだけど、2人で居られる時間、貰ったみたいで嬉しいよ。つーか、落ちたの俺のせいだけど(笑)」

私は静かに、紫雲が木に寄り掛かって座る姿を見つめた。

…紫雲…

「もう、紫雲…好き」

「ははっ…この状況で?」

私の言葉に、眉を下げながら笑う紫雲。

「この状況だからこそ、感じる物があったんだよ」

すごく…ね。

「…俺も、俺も昴が好きだよ。言っても言っても止まらない。言い足りないよ、俺は」

木々の間から星を眺めながら、紫雲は言葉を紡ぐ。

「私も、どうすれば想いの丈が伝わるんだろうって、いつも思ってる。言葉にするのは、難しいから」

私も紫雲と同じように、木に寄り掛かりながら、星を見つめた。