「本当だね!!」

そのとき皆に宣言されたんだっけ。
わた、わた…私が好きって…///
その少し後だよね。
紫雲と………//

「……//」

あのときを思い出して、チラッと紫雲を見ると、頬を赤くして口元を手で抑えている。

暫く見ていると、視線が合わさった。

「すっ…昴と…想いが通じ合ったあの日のこと…思い出しちゃった…//」

チラチラ私を見ては目を逸らす紫雲。

「なっ…//紫雲っ!!何で同じこと考えてるの!?」

「そっそんなこと言われても…思い出したんだから、しょうがないよ…//ていうか昴、顔赤い…//」

そうだよね…。私だって、自然と思い出しちゃったし。
でも、

「私だけじゃなくて、紫雲だって赤いよっ//!!」

真っ赤なのだって紫雲も同じだ!!

「…う…//分かってるよ。顔が熱いもん//」

「「……////」」

何だこの赤面パラダイスは…//