「いやぁ…轟木さんがどうしてもって言うからさ……」

「轟木さん??」

って…何処かで聞いたことあるような名前。

ズドドドドドド…

え?何か…デジャヴュ?

ズササササササササッ

「昴様!!はじめまして!!」

「「「「「昴様、はじめましてですわっ!!」」」」」

「は、はじ、はじめまし…て?」

もしかして…『昴様に一生お供いたしますの会』…なの?

制服は勿論、宝来高校のもの。
ということは…

「わたくし、会員No.1轟木 姫子(トドロキ ヒメコ)の妹、会員No.111111轟木 姫香(トドロキ ヒメカ)でございます!!」

会長轟木さんの妹ぉおおおおお!?

だいたい、何処まで会員ナンバーあるんだよ!!
私のファン、どれだけ居るんだ…

少し震えてしまう昴であった。