「「「「「んもうっ!!ダチョ○倶楽部かっ!!」」」」」
あぁ、あのリアクション芸の…
だから見たことあったのかぁ(笑)
皆、ノリノリだなぁ…ふふっ
「コホン。えー…結木 雪梛、22。このクラスの担任するから…よろしく」
「「「「「くっクール!!」」」」」
22歳かぁ…若いなぁ(笑)
大学卒業したばかりだし、当たり前か。
「じゃあ次俺!!」
「えぇ!?僕だよ!!」
「どうぞどうぞ」
また例のやり取りをして、次は菫みたいだ。
「えーと。藤堂 菫、22歳です。藤堂財閥のおんぞーし?です。でも、社会勉強のために副担として非常勤こーしやります。よろしくね?」
「「「「「何かっ癒されるっ!!」」」」」
マイナスオーラ出てるよ、菫!!
むさ苦しい男子ばかりの教室に、綺麗な空気が入り込んだみたいだ…!!
「(す〜ちゃん、それ言い過ぎでしょ…(笑))」
羅々は昴の思いを読み取り、昴のクラスメートの扱いの粗さに微笑した。