でもね。 「またね、結衣」 「うん。また明日」 荷物を紙袋に詰めた真由美が、教室を後にする。手を振って見送ったあたしは、まだ残っている亜矢ちゃんをそっと見た。 そして、にんまり笑った。 亜矢ちゃんは泣きそうな顔で、カバンも持たずに教室を飛び出したの。 「よかったね、真由美」 ありがとう、そばにいてくれて。明日、笑顔で会おうね。