“カチャ” 彼が私をかばいながら私の一歩前に踏み出し、奴ら同様に奴らに対して銃を構える。 そして引き金を引く…… “カチャカチャ” だが気味の悪い銃声音がしなかった。 「弾が入っていない」 彼が舌打ちしながら呟いた。 「え……」 私が状況を把握しようとした瞬間。 「あばよ」 “バン” 「玲!」 奴が話すのと同時に鼓膜が破れるような破壊音、そして彼が私を呼ぶ声が響いた。