ギュッ

私は何も言わず、ルキアの腕に腕を絡めた。


「何…? 」


特に動揺したそぶりも見せず、普通に聞いてきた。



私は、ルキアの何?


仲間?


ただの人間?



それとも……


「大丈夫だ。今はもういない 」


私はゆっくり頷くと、そっと彼から離れた。


暗闇に浮かぶ星屑が、キラキラと輝いていた。